宇都宮に行ってきた話

今さらな話ではあるけれど、年末年始を利用して宇都宮に行ってきた。

普段あまり旅行や遠出はしないタイプの人間ではあるけれど、せっかくのまとまった休みであることと、26歳にもなって人生にあまりにメリハリがないということに焦りを感じたので足を運んだ次第。

 

ということで宇都宮にやってきた。出費を抑えたかったため、新幹線を使わなかったのだが、渋谷で30分も待たされるとは思わなかった。渋谷は魔境。

宇都宮といえばやはり餃子が有名。となれば餃子を食べないという選択肢はないが、昼頃に到着したこともありどこも行列ができていた。観光地に限らないけれど、なぜ人は12時頃にこぞって食事をし始めるんだろう。もう少し時間をずらせばみんながhappyになれるのにといつも思う。

 

とりあえず腹が減って仕方がないのでラーメンを食べることにした。「花の季 ねぎぼうず」という店で、小麦や葱を自家栽培しているらしい。普通の醤油ラーメンに比べると、香りもよくコクがあっておいしかったんじゃないだろうか。コクってなに。

 

 

宇都宮といえば「やきそば石田屋」も有名。らしい。そうなんだ。店前にはたくさんの人が待っていて人気がうかがえた。自分は持ち帰りを頼んだんだけど、持ち帰りの場合は店頭にある注文票にメニューと数を書いて渡すらしい。案内もあるから安心。

普通焼きそばってタッパーに入ってるんだけど、「やきそば石田屋」は袋に入っていて新鮮。そこにミニボトルに入っているソースをぶっかけていただく。新鮮。

近くの公園で食べたんだけど、環境も相まってとてもおいしかった。ソースに少し酸味があった気がしなくもない。

道中にわらび餅の店もあって、そこで推されていた「飲むわらび餅」なるものを買ってみた。

これを飲んでいる間、自分の偏差値が著しく下がっていくのを感じた。そんなおいしさ。わらび餅がヌロッと口内に入ってくる食感はおもしろかった。新鮮。

 

お腹もいっぱいになったところで、「八幡山公園」に行くことにした。大抵の場所に駅から歩いて行けるのも宇都宮の良いところ。八幡山公園には宇都宮タワーがあって、どうやら「日本一の地平線」が見られるらしい。残念ながら今回はタワーに登れなかったのだが、近くに大きな橋があって、そこからの景色もよかったので、もうこれで良くないと思った。もうこれで良い。

きれいじゃん。

ちなみに八幡山公園には動物園のような広場もあって、そこにいるモルモットがめちゃくちゃかわいいからおすすめ。

 

だいぶ堪能したところで、最後に餃子を食べて帰ることにした。本当は駅前の有名な店に行きたかったんだけど、夕方になってもかなりの行列で断念。仕方なく近くの店に路線変更して、焼き餃子と揚げ餃子を注文。宇都宮の餃子は安くてすばらしい。でも梅酒1杯600円は高くないか。

 

宇都宮の餃子は野菜たっぷりでヘルシーな感じがした。別の店に行ったらまた変わるのかもしれない。また行きたいと思う。

 

そんなこんなで移動6時間、滞在4時間の弾丸旅行であったが、思ったより楽しめた。たまには遠くの方に足を運ぶのも人生のネタになって良いのではなかろうか。また行きたい。梅酒1杯600円は納得いかない。